更新日: 2021.03.19 12:52
骨折療養中のSVGがRSC第2戦強行出場へ。GTWC開幕制覇のタンダーが代役スタンバイ
「シェーンはここまで、彼が実行可能なあらゆるシミュレーションと、量産車での数回のドライビング・テストをこなしてきた。でも、彼がサンダウンで実際の縁石に乗るまで、スーパーカーで体験する負荷を実際にシミュレートできるものは何もないのが実際ね」と続けたジェシカ共同オーナー。
「現実のクルマを走らせた際、彼は思っていたよりもずっと痛みが少ないと報告してくれた。これは良い兆しで素晴らしいこと。でも彼が土曜日にサンダウンで本物のマシンを走らせるまで、私たちはまだじっと待って物事の推移を見なければなりません」
そのSVGは、開幕のマウントパノラマで300ポイントの“フルマーク”を獲得し、ランキング2位のWalkinshaw Andretti United(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/WAU)、チャズ・モスタートを33点差で引き離しているが、もし現地土曜午前9時20分からのプラクティス1で参戦が厳しいと判断された場合は、2020年の『バサースト1000』でSVGとともに勝利を飾ったタンダーがステアリングを握る予定だ。
さらに今回の第2戦サンダウン・スーパースプリントは、レースウイークを前にフォーマットの小変更を実施し、土曜レース1、日曜のレース2、レース3ともに従来の38周から2周短縮の36周とし、レース距離を各112kmに短縮することを決定した。
また、Erebus Motorsport(エレバス・モータースポーツ)は今季ルーキーの初代TCRオーストラリア王者、ウィル・ブラウンの9号車で実施する“ローリング・スポンサーシップ・プログラム”の一環として第2戦向けの新リバリーを披露。
Kelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)移籍のデビッド・レイノルズ26号車も、ラウンドのタイトルスポンサーを務めるPenrite(ペンライト)のスペシャル・カラーリングで出場することをアナウンスしている。