海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.03.22 12:32
更新日: 2021.03.22 13:27

チーム・ダイナミクスの2台目は新人に。ニールは新役職、ホンダUKとの17年間の提携にも幕/BTCC


海外レース他 | チーム・ダイナミクスの2台目は新人に。ニールは新役職、ホンダUKとの17年間の提携にも幕/BTCC

「ホンダがBTCCを去るのを見送るのは本当に悲しいが、過去17年間の友情と、本物のプロフェッショナリズムに感謝したいと思う。僕らはこの冬のあいだも2021年型の開発に真剣に取り組んできた。そしてこれまで同様、非常に熟練したドライバーたちと次なる勝利に向け、引き続きFK8型ホンダ・シビック・タイプRで戦っていくよ」

 そう語ったニールの言葉どおり、自身は2021年をレースドライバーではなくチームの新たなポジションで支えていく形となり、ホンダ同様に長年チームのタイトルスポンサーを務めたYUASA(ユアサ)も提携終了となることがアナウンスされ、代わってエンジン潤滑油ブランドのCataclean(カタクリーン)とジョイント。そのカタクリーンからパーソナル支援を受けるロウボトムの加入が決定した。

「まず、カタクリーンをチームに迎え、引き続きHalfords(ハルフォーズ)との長年の関係を継続できるのは素晴らしいことだ」と続けたBTCC700戦以上出走の大ベテランでもあるニール。

「今季はレースドライバーを1年お休みすることにしたが、それでもハルフォーズ・ブランドのアンバサダーを継続し、復帰した“フラッシュ(シェドンの愛称)”やダンの『メンター』として、オンオフ両面でサポートする役割を果たしたい」

 こうして新たにチーム加入を決めた32歳のロウボトムは、2019年にCiceley Motorsport(シシリー・モータースポーツ)のメルセデス・ベンツAクラスでシリーズデビューを果たしたものの、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で傍観者として過ごす形となっていた。

「今回、カタクリーンがトップチームとジョイントする機会を得たことは、長年彼らの支援を受けてきた僕には最高の機会になった」と、移籍の喜びを語ったロウボトム。

「FK8のステアリングを握って、このクルマのパフォーマンスを体感できる日が待ちきれない気分だ。これは絶対的に夢の実現であり、来月のテストにいくのが今から本当に楽しみだよ!」

Ciceley Motorsport(シシリー・モータースポーツ)のメルセデス・ベンツAクラスでシリーズデビューを果たしたダニエル・ロウボトム
Ciceley Motorsport(シシリー・モータースポーツ)のメルセデス・ベンツAクラスでシリーズデビューを果たしたダニエル・ロウボトム
そのダン・ロウボトムは、プライベートテストを経て、来月の合同テストに臨む予定だ
そのダン・ロウボトムは、プライベートテストを経て、来月の合同テストに臨む予定だ


関連のニュース