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投稿日: 2016.11.22 16:21

TOYOTA GAZOO Racing NASCARホームステッド レースレポート


海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing NASCARホームステッド レースレポート

2016年11月22日
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

NASCARスプリント・カップ・シリーズ最終戦ホームステッド
トヨタがスプリント・カップ・シリーズで
初のマニュファクチャラーズタイトル獲得

 NASCARは3シリーズ全てでチャンピオンを決定する最終戦がフロリダ・ホームステッドで開催。

スプリント・カップ・シリーズではカール・エドワーズとカイル・ブッシュが終盤までタイトルを争ったが、惜しくもドライバーズタイトル獲得はならず。しかし、トヨタは参戦10年目にして初めてマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した。

 エクスフィニティ・シリーズではダニエル・サレスが今季3勝目を挙げ、NASCAR史上初となるメキシコ人によるチャンピオンに輝いた。同シリーズではオーナー、マニュファクチャラー、ルーキーの全ての部門でトヨタがタイトルを獲得した。

 キャンピング・ワールド・トラック・シリーズもドライバーズタイトル獲得は逃したが、前戦決めていたマニュファクチャラーズタイトルに続き、オーナーとルーキータイトルを獲得した。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第36戦 Ford EcoBoost 400

開催日:11月20日

カップ・シリーズで初のマニュファクチャラーズタイトル獲得
2年連続ドライバーズタイトル獲得はならず

カイル・ブッシュ(#18)とカール・エドワーズ(#19)が終盤までタイトルを争ったがドライバーズタイトル獲得はならず。
カイル・ブッシュ(#18)とカール・エドワーズ(#19)が終盤までタイトルを争ったがドライバーズタイトル獲得はならず。

 11月20日(日)、米国南東部フロリダ州ホームステッドのホームステッド・マイアミ・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第36戦「Ford EcoBoost 400」が開催された。

 36戦で争われているシリーズも最終戦を迎えた。シーズン終盤の10戦で、選抜された上位ドライバーによってタイトルを争う“チェイス”は当初の16人から4人まで絞られ、今大会で最上位フィニッシュを果たしたドライバーがシリーズチャンピオンとなる。

 トヨタ勢では前年度チャンピオンであるカイル・ブッシュと、カール・エドワーズの2名がこの4名の中に入っており、2年連続チャンピオン獲得を目指し挑んだ。

 20日(日)午後3時24分に1.5マイルオーバルを267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。10番手グリッドからスタートしたエドワーズが序盤から好調にポジションを上げ、17周目に3位へ。その後のイエローコーションから2位で再スタートを切ると、32周目に首位に立った。

 その後もエドワーズは首位を争い、“チェイス”コンテンダーのトップをキープ。カイル・ブッシュもピット毎の車両調整でポジションを上げ、終盤には上位争いに加わった。

 213周目、残り55周での再スタートが切られたときには、トップ5に“チェイス”コンテンダーの4人が入る激戦に。しかし、その後は長いグリーンランとなり、カイル・ブッシュとエドワーズが4位以下を引き離しての2位争いに。

首位の車両は“チェイス”コンテンダーではなかったため、トヨタ勢でのタイトル争いとなるかと思われた。

 残り25周というところでエドワーズがカイル・ブッシュをかわし2位へ浮上。これまで2度にわたってランキング2位に終わっているエドワーズにとって悲願の初タイトルを目指しての快走が続いた。


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