“踊るインディカードライバー”ヒンチクリフはDWTS優勝ならず
アメリカの人気テレビ番組“ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ”に挑戦していたインディカー・ドライバーのヒンチクリフは、11週に渡ってダンスを披露し2位という好結果を収めた。
アメリカABCが放送する人気テレビ番組の“ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ”は、芸能人やスポーツ選手がプロダンサーと組んで社交ダンスに挑戦していく勝ち抜き番組だ。2005年にシーズン1が行われ、2007年の秋に行われたシーズン5ではエリオ・カストロネベスが優勝を果たしている。
ヒンチクリフは、この秋からスタートしたシーズン23に挑戦。パートナーを務めるシャルナ・バージェスと共に13組から始まったダンスバトルを勝ち抜いていった。
11週目となる最終週まで駒を進めたヒンチクリフ。元サッカー選手のカルバン・ジョンソンJr.が脱落し、残すはヒンチクリフとオリンピック体操選手のローリー・ヘルナンデスのふたりとなったが、優勝者として発表されたのはヘルナンデスで、ヒンチクリフは惜しくも2位で終わった。
「僕たちがこのコンペティションで戦えるなんて自分自身も含めて誰も期待していなかったよ。コーチや先生たち、そしてシャルナには感謝しきれないね。1週目に2位で終わる未来を聞かされても、信じなかったさ。楽しむことができたし、ローリーのようなオリンピック体操で金メダリストを獲るアスリートの2番手になることができた。彼らにはおめでとうと言いたいよ」とヒンチクリフ。
審査員の評価では、ヘルナンデスよりも1ポイント上回っていたがファン投票を合わせた結果では逆転され2位となったようだ。
カストロネベスに続いて、ダンシング・ウィズ・ザ・スターズに挑戦した2番目のインディカードライバーとなったヒンチクリフは、「エリオにはこの結果を聞かせないと思っているんだ(笑)。でも、いい走りだったね」と冗談を交えてコメントしている。
■James & Sharna’s Fusion – Dancing with the Stars