迎えた日曜の40分+1ラップで争われるフィーチャーレースでもシビックの速さは衰えることなく続き、ポール発進のアルドゥソは2番手のミラ、そして3番手に浮上したベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)を抑えて首位を守る。
シビックの後方ではルノーvsシボレーの争いを制したレイバーが2番手に上がり、落ちてきたルノーに対してプッシュ・トゥ・パスを繰り出した王者ロッシが襲い掛かり、カローラが表彰台圏内の3番手に進出してくる。
さらに終盤にはロッシ、そして現選手権首位の2019年王者リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が立て続けにシボレーを仕留め、ともにシビックのテールを追う展開となるも、シリーズ連覇経験者を得たホンダ製STC2000モデルは頑として首位を譲らず。
アルドゥソはキャリア通算15勝目を飾り、2位ロッシ、3位ペーニャという直近のチャンピオン全員が表彰台に上がるリザルトとなった。
「本当に素晴らしい組織、素晴らしいチームメイトに恵まれた。開幕戦では予選で約コンマ8秒、レースペースで1秒からそれ以上、ロッシやペーニャたちに遅れを取っていた。それが第2戦で初ポールを獲り、今回は週末完全制覇という偉業を達成するところまで来れたんだからね!」と、シビックとの初勝利に喜びを爆発させたアルドゥソ。
「僕がシビックに求めたのは、コーナー進入でリヤエンドを安定させ、安心してブレーキングできるクルマだった。彼らは完璧に僕の要求を理解し、そのとおりのマシンに仕上げてくれた。移籍は正解だったよ。今後は空力効率を改善し、弱点であるストレートスピードを上げたい。トヨタやルノー、そしてシボレーと戦い続けるためにね!」
この結果、トヨタのロッシが新たなポイントリーダーとなり、1点差にペーニャ、そして連勝のアルドゥソが同ポイントに浮上する混戦に。続く2021年STC2000第5戦は、いまだ開催地未定ながら6月5~6日の週末が予定されている。


