更新日: 2021.06.06 12:31
横浜ゴム 2021ニュルブルクリンク24時間レース 予選レースレポート
【NLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)24時間レース予選レース/ドイツ・ニュルブルクリンク】
横浜ゴムがパートナーシップ契約を締結しているドイツのBMWカスタマーチームワーケンホルスト・モータースポーツが、世界的な耐久レース『第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)』の予選大会においてSP10クラスで優勝!
2021年6月3日~6日に開催予定の第49回目を迎えるニュルブルクリンク24時間耐久レースについて、5月8日~9日に24時間レースの予選となる6時間耐久レースが開催されました。ワーケンホルスト・モータースポーツからヨコハマタイヤを装着して参戦するのは、3台のBMW M6 GT3に1台のBMW M4 GT4を加えた計4台。
BMW M6 GT3のドライバーラインアップは100号車がヘンリー・ワーケンホースト/フリードリヒ・フォン・ボーレン/イェルク・ブロイアー/アンドレアス・ジーグラー。101号車がデイビッド・ピタード/ベン・タック、そして102号車がヨルグ・ミューラー/サミ-マティ・トロゲン/ヤクブ・ギエルマジアック。BMW M4 GT4はゼッケン74で、ランス・ボチェッリ/デイビッド・ティレニウス/チャーリー・ポスティンがステアリングを握りました。
101号車は11列目のグリッドから、ピタードがスタート。しかし1時間ほどが経過した時点でトランスミッションにトラブルが生じてピットインを余儀なくされてしまいます。チームは諦めることなくメカニックが総力をあげて修復、30分ほどで戦列に復帰させました。
102号車は25番手スタートからポジションを上げて18位でフィニッシュ、101号車と100号車は完走というリザルトを残せませんでしたが、データを収集するなど、チームは24時間レースに向けて有用なテストの場と位置づけました。とくにニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)前戦からチームに加わったタックは「望んでいた結果ではないが、自分にとっては24時間レースに向けた練習として、チームにとってはデータ収集に有益な一日だった」と前向きな成果を得られたと語りました。
一方、GT4マシンで争われるSP10クラスは74号車BMW M4 GT4が、同クラスで1周差をつけて優勝を飾り、それぞれ24時間レースに向けて収穫のある内容となりました。