2021年は2年目のWシリーズに本格参戦を予定していたホーキンスは、この予期せぬツーリングカー選手権復帰の機会に「驚いたと同時に、心からうれしく思っている」と意気込みを語った。
「もちろん、同じイギリス出身のドライバーとしてアンディと彼の家族を何年も前から知っていたけれど、先週になって、BTCCの次のラウンドの週末に私のスケジュールが空いているかどうかを尋ねる電話を彼から受け取った」と明かしたホーキンス。
「彼は『スネッタートンで君をシートに座らせたい、あなたを僕のクルマに乗せたいんだ』と言った。彼の口から出た言葉に、最初はまったく反応できなかった。だって、そんな展開はまったく予想もしていなかったから!」とホーキンス。
「もちろん、彼は2度尋ねる必要はなかったわよ? 一瞬だけ真っ白になって言葉も返せなかったけど、我に帰った瞬間に即答よ。改めて、アンディの寛大さを受け取る側にいることを謙虚に受け止めて挑みたいと思う」
「ニートとモーターベースのチームが誇りに思うように最善を尽くしたい。2020年にスネッタートンでデビューを飾った次の年に、こうしてBTCCに戻れることにとても興奮しているわ」
また、開幕直前にマイケル・クリースが離脱し、開幕スラクストン戦には急遽ダン・カミッシュを起用していたBTCレーシングは、第2戦以降セナ・プロクターを継続起用するとアナウンス。スバル・レヴォーグGTやヴォクスホール・アストラBTCC、ヒュンダイi30ファストバックNパフォーマンスなどを経験する若手が、FK8ホンダ・シビック・タイプRで戦うことも決まっている。


