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投稿日: 2021.06.08 19:48

横浜ゴム 2021ニュルブルクリンク24時間 レースレポート


海外レース他 | 横浜ゴム 2021ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

YOKOHAMA MOTOR SPORTS
2021年6月8日

長時間の中断で史上最少周回数となった第49回ニュルブルクリンク24時間レース
ヨコハマタイヤを装着するBMW勢は力走を重ねて全車完走を果たす

ドイツ北西部のニュルブルクリンクで 6月5日(土)の15時30分(現地時間、以下同)に決勝レースがスタートした『第49回ニュルブルクリンク24時間レース』で、ヨコハマタイヤを装着するワーケンホルスト・モータースポーツから参戦する3台のBMW M6 GT3と1台のBMW M4 GT4が全車完走を果たしました。

レースはドライコンディションでスタートしましたが、時を同じくしてコースの一部では雨が降り始めました。この影響でスピンやコースオフを喫する車両も現れた中、SP9クラスの101号車(クリスチャン・クログネス選手/デイビッド・ピッタード選手/ベン・タック選/ヨルグ・ミュラー選手)も足をすくわれてマシンをガードレールにヒットしてしまいます。修復のため2周ほどラップダウンとなってしまいました。

雨足はおさまり、一旦は装着したレインタイヤから再びスリックタイヤへ交換してポジション挽回を期した力走を重ねましたが、今度は濃い霧が発生してしまう展開に。そしてスタートから6時間を経過して、視界不良に伴い赤旗が提示されて決勝レースは昨年に続いて中断を余儀なくされてしまうという展開になりました。

視界はなかなか回復せず、夜間は一切走行することが無くなった今年のニュル24時間レース。夜明けのレース再開予定は3回順延され、9時30分を過ぎてようやくコースインとなりましたが、フォーメーションラップ開始まで長い待機を強いられてしまいます。フォーメーションラップが始まったのは11時40分、そして正午にレースが再開。チェッカーまで残り3時間半ということで、スプリントレース的な展開となりました。

今年も天候に翻弄された大会となりましたが、101号車はハイペースのラップでポジションを上げ、15位で6日(日)の15時30分にチェッカー。同じくSP9クラスを戦ったチームメイトの102号車(サミ-マティ・トロゲン選手/マリオ-フォン・ボーレン選手/ヤクブ・ギエルマジアック選手/ヨルグ・ミュラー(ダブルエントリー)選手)は12位、100号車(ヘンリー・ワーケンホルスト選手/フリードリヒ-フォン・ボーレン選手/ヨルグ・ブリューワー選手/アンドレアス・ツィーグラー選手)は24位というリザルトを残しました。

また、SP10クラスに出場したBMW M4 GT4の74号車(キャメロン・エバンス選手/ランス・ボチェッリ選手/デイビッド・ティレニウス選手/チャーリー・ボスティン選手)は5位でフィニッシュ。

このほかのチームではATクラスでバイオエタノール燃料で走るダッジ・バイパーの13号車が3位、SP4クラスの325号車BMW 325i e90はクラス優勝という結果になりました。

ヨコハマタイヤを履いたワーケンホルスト・モータースポーツの4台
ヨコハマタイヤを履いたワーケンホルスト・モータースポーツの4台


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