海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.06.18 13:57
更新日: 2021.06.18 13:59

ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナテッド、モスタートとの複数年契約を更新/RSC


海外レース他 | ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナテッド、モスタートとの複数年契約を更新/RSC

「ライアン(・ウォーキンショー/創業オーナー)や、マイケル(・アンドレッティ)、そしてザク(・ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)とチーム全体が示してくれた信頼に報いたいし、その役割を果たすことに興奮している」と、現在RSCでランキング3位につけるモスタートは続けた。

「昨季はかなり困難な状況下で物事が始まったが、僕らがこの短い期間で一緒に達成できたことを見ると、非常に素晴らしいものだと理解できる。だからこそ、彼らとの将来にワクワクしているし、それが続くことは間違いないだろうね」

「僕個人から言えば、契約更新に向け再署名するのは簡単だった。チームには素晴らしい才能と個性が揃っていて、非常に家族的な雰囲気でもある。そんな居心地の良い我が家から出て行く必要はあるかい?」

 チームの共同オーナーであるライアン・ウォーキンショーも、エース格のモスタートをチームの長期計画に組み込むことこそ、今後の成功のカギになると期待を寄せた。

「まずは、こうしてチャズとの旅を続けることが確認できてうれしいよ。彼は我々の開発とチームとしての道のりに尽力し、一緒に大いなる目標に向け努力を重ねてきた。それこそが、WAUとチャズが共有する成功へのイメージなんだ」と続けたウォーキンショー。

「彼は間違いなくこのカテゴリーのトップドライバーのひとりであり、エースとしてトラック上で戦うだけでなく、チームの文化にも完璧に融合している。今は2021年のシーズンに完全に集中し続けていきたいが、我々が何を達成し続けることができるか、今からとても楽しみだよ」

 また、今週末の6月18~20日に開催されるRSC第6戦(実質、第5戦)ダーウィン・トリプルクラウンでは、先住民族“アボリジニ”の文化、教育、ライフスキル、自尊心を尊重する意向を示すべく、複数のチームが独創的なアート表現を持つ“アボリジナルアート”を採り入れたスペシャル・リバリーでの参戦を表明している。

ホールデン・コモドアZBのルーフには、地元の先住民族の学生によってデザインされた独特の模様が描かれた
フォードの開発チームであるDick Johnson Racing(ディック・ジョンソン・レーシング/DJR)も、マスタングに“アボリジナルアート”を全面的に採り入れた
Tickford Racing(ティックフォード・レーシング)のキャメロン・ウォーターズは、自らのヘルメットを特別仕様として臨む


関連のニュース