更新日: 2021.07.05 11:59
横浜ゴム 2021パイクスピーク レースレポート
横浜ゴム、米国の過酷なヒルクライム競技の2部門でクラス優勝
横浜ゴム(株)のグローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN』装着車が2021年6月27日にアメリカ、コロラド州で開催された第99回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)の2部門でクラス優勝しました。当社は『ADVAN A005』および『ADVAN A052』を供給し勝利を支えました。
優勝したのは、パイクスピークオープンクラスのラファエル・アスティエ選手が駆る2015 ポルシェBBI・ターボ・カップ、エキシビジョンクラスのランディ・ポブスト選手の2021 テスラ・モデルS・プライド。
また、オープンホイールクラスでは昨年、総合優勝を飾った父のクリント・バーショルツ選手から優勝マシン、2013 フォード・オープンを受け継いだコーディ・バーショルツ選手が2位を獲得。さらにタイムアタック1クラスでもヨコハマタイヤ勢が3位を獲得するなど活躍しました。
なお、『ADVAN A052』のワンメイクで競われるポルシェ・パイクスピークトロフィー by Yokohamaクラスではターナー・ファウスト選手がクラストップでフィニッシュしました。
パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは1916年から開催されている伝統あるヒルクライム競技です。別名『雲へ向かうレース』と呼ばれ、標高2862mのスタート地点から標高4300mにあるゴールまでの約20kmのコースにて競われます。
これまで横浜ゴムは参戦する電気自動車へもタイヤを供給しており、2010年から3年連続で電気自動車の最高タイムを記録しクラス優勝しています。さらに昨年は『ADVAN A005』を装着したクリント・バーショルツ選手の2013 フォード・オープンが総合優勝を果たしました。
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの新中期経営計画『Yokohama Transformation 2023(YX2023)』(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN』、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド『GEOLANDAR』、そして『ウィンタータイヤ』の販売構成比率最大化を掲げています。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および『ADVAN』『GEOLANDAR』ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。