すでにシングルシーターの活動でもTGRの支援を受けているエドゥアルドは、フル・タイム・スポーツから参戦打診を受け取ると、すぐさま父親のチームメイトとなる意欲を示し、週末のカスカバルでトヨタ・カローラの191号車をドライブすることとなった。
「残念ながらパンデミックの制限により、マティアス(・ロッシ)は毎戦のようにブラジル入国管理通過のたび、多大な労力を強いられてきた。その結果、僕が代役としてカスカバルで彼のシートを引き継ぐことになったんだ」と、FRECAのサマーブレイク中にSCBへの招待状を受け取ったエドゥアルド。
「こんなに素晴らしい環境での実戦デビューは望むべくもないし、招待してくれた父やマウリシオ(・フェレイラ)、そしてトヨタに感謝したい」と続けたエドゥアルド。
「体制にはとても満足しているし、忘れられない機会になるだろうね。父のチームメイトになるなんて想像もしていなかったし、本当に夢が実現したような気分だ。一緒に最大限のパフォーマンスを出せるよう週末を楽しみたいと思っている」
一方、そのカスカバルで優勝経験を持つ百戦錬磨の父ルーベンスも、息子とレースの週末を共有することを「楽しみにしている」と期待を込めた。
「まさかボックス(ピットガレージ)をドゥドゥと共有するときがくるなんてね。彼はこれまで多くのストックカー・レースに帯同してくれたし、僕がこのカテゴリーに対して感じている情熱を垣間見ることができたはずだ。もちろん、彼と一緒にトラックへ出るのは喜ばしいことだ。とてもエキサイティングな週末になりそうだね!」


