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「チャレンジ・バサーストの合意は、バサースト地域評議会との間柄で保持されています。したがって、我々の日程変更に同意したことを考えると、これは彼らが解決する問題です」と、真っ向対立の内容を声明に記したRSC側。

「(2021年バサースト1000の)日程変更は、チャレンジ・バサースト主催者への支援と補償を含む幅広い議論の一部でしたが、初期に提案された10月28日から31日の週末は(当初の開催地未定から直近で会場が確定した)フィリップアイランドとの連続したスケジュールとなりました。これはチームが年間モータースポーツカレンダーで最大のイベントに向け準備をする必要があることを考慮すれば、実現可能性の低い日付でした」

「スーパーカーとしては、指定された日に双方のイベントが共存できないことを示唆する、運用上の証拠をまだ受け取っていません。我々はつねに、すべての関係者との話し合いや交渉にオープンであり続けています」

 こうしたスーパーカー側の主張に対し、バサースト地域評議会は新日程に対する合意がないことを確認し、評議会責任者であるデビッド・シャーリーは「評議会はその許可を与えていない」と発言した。

「彼らに対して助言する立場にあって、現在の我々、バサースト評議会の立場は次のとおりだ。まず、スーパーカーが別の日にイベントを実施したい場合、それはチャレンジ・バサースト(またはサーキットの他の部門の労働セクション)と競合しないか。次に、提案された日付やその他の日付について、チャレンジ・バサースト側の同意を取得することだ」

「イベントを実施し、サーキットの雇用を促進するためにすべての合理的な措置を講じる用意がある。つまり、11月4~7日の開催実現に向け評議会としても尽力はするが、スーパーカー側はつねにアドバイスされてきたとおり、チャレンジ・バサーストの承認取り付けが必要だ」

 再改訂版カレンダーでは、10月2~3日に再設定されたウィントン・スーパースプリントでシーズンは再開し、10月22~24日の新会場フィリップアイランド、そして懸案の『バサースト1000』に続き、11月19~21日のシドニー・スーパーナイト、そして12月第1週のゴールドコースト500、サーファーズ・パラダイスでのイベントが計画されている。

同時期に2022年向けGen3レンダリングを公開したTeam18の『シボレー・カマロZL1』IRWIN Racing版
同じくDEWALT Racingのスコット・パイ車。契約が残るマーク・ウインターボトムに並んで、残留交渉が進んでいる

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