■2016年は「キャリアのなかで、もっとも重要だった1年」

 また、チルトンはアメリカという新天地で徐々に速さを向上させることができたため、ベストリザルトが7位フィニッシュと苦しんだ16年シーズンを「モータースポーツキャリアのなかで、もっとも重要だった1年」と総括する。

「確かに、インディカーのスピードはF1と大きな差は無い。ただ、マシンの成り立ち方が根本的に異なる。まさにアメリカらしいレーシングマシンだった」

「僕が戦ったサーキットは、どれも初めての場所ばかり。ストリートコースは信じられないほどバンピーでタイトだったし、オーバルコースの速さと近さには驚かされたよ」

「チームメイトを見ていると、経験が何よりも武器になると痛感する。(スコット・)ディクソンや(トニー・)カナーンは、かれこれ10年以上シリーズを戦っていて、その経験がチームにも役立っている」

「17年は、もっとうまく戦えると確信しているから楽しみなんだ。僕の走りがチームの糧になってくれるとも思っているしね」

「16年は、シーズン終盤に向かうに連れ、パフォーマンスが大きく向上していった。この流れを維持したまま、来季に挑みたい」

 なお、チップ・ガナッシは17年から使用するエンジンをシボレーからホンダにふたたびスイッチ。ホンダ陣営の一角を担うこととなる。

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