「すべての要素が指し示しているように、2022年のグリッドには少なくとも今季と同じかそれ以上のスタート台数があることを見込んでいる」と続けたベルンCEO。
「パンデミックは我々だけでなく世界中の人々、誰にとっても厳しいものだったが、今は将来に向け非常にポジティブに目を向けているし、多くのエキサイティングなプランが進行中だよ」
またSTCCは、チャンピオンシップの「長期戦略」の一環としてTCR規定の採用継続を確認し、批准以降6年目を迎える2022年以降も引き続き同規定を採択する。
「TCRレギュレーションは世界中で成功しているコンセプトであり、2025年まで長期的な協力関係を構築する契約も結んでいる。今後も、我々にとって非常に重要な“電化”のトピックを中心に、シリーズの展開について引き続きTCRと緊密な対話を続けていくつもりだ」
前述のとおり、STCCことTCRスカンジナビア・シリーズの2021年はドライバーズランキングでワン・ツーを決めたPWRレーシングが、クプラ・ディーラー・チームとしてチームタイトルを奪還。オリバー・セーデルシュトレーム(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/レストラップ・レーシング)がジュニア王者を、マティアス・アンダーソン(リンク&コー03 TCR/MA:GP)がプライベートドライバー・タイトルを手にしている。


■STCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権 2022年暫定カレンダー
Round | Date | Event |
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Rd.1 | 5月13~14日 | クヌットストープ |
Rd.2 | 7月29~30日 | シェレフテオ |
Rd.3 | 8月19~20日 | カールスクーガ |
Rd.4 | 9月3~4日 | アンダーストープ |
Rd.5 | 9月30日~10月1日 | マントープパーク |