2018年にはホールデン陣営の強豪トリプルエイト・レースエンジニアリングにジョイントし、ダブルエースの“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンとのペアで5位フィニッシュを果たしているバンバーだが、その代役として白羽の矢が立てられたのは、2017年にそのSVGの耐久カップ登録コドライバーを務め、2019年にはアール・バンバー・モータースポーツ(EBM)で『バサースト12時間』を制覇したマット・キャンベルの起用がアナウンスされた。

 そのキャンベルは“グレートレース”こと『バサースト1000』への参戦はこれが3度目となり、2016年には現在のチーム代表でもあるトッド・ケリーとペアを組み、マウントパノラマ・デビューを飾っている。また、前述のとおり『バサースト12時間』では2勝の実績を誇り、2018年にはル・マン24時間のLMGTEアマクラスに加え、ドバイ24時間でも勝利を飾った実力者でもある。

 これで2021年の『バサースト1000』に向けた耐久カップ登録ドライバーのシートはほぼ確定し、ケリー・グローブ・レーシングと同じくフォード陣営のティックフォード・レーシングは、すでに発表済みだった各耐久カップ起用ドライバーとレギュラー勢のペアリングを確定させ、それぞれキャメロン・ウォーターズ/ジェームス・モファット組、ジェームス・コートニー/トーマス・ランドル組、そして今季限りでチーム離脱が決まったジャック・ルブロークのペアには、今季ステップアップシリーズのダンロップ・スーパー2に参戦中のザック・ベスト起用がアナウンスされている。

代役として起用されるマット・キャンベルはEBM所属経験もあり、バサースト12時間で2勝の実績も誇る
ジャック・ルブロークのペアには、今季Dunlop Super2に参戦中のザック・ベスト起用がアナウンスされた

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