2位は予選10位のサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)。開幕から2レース続けての2位で、ポイントリーダーの座に躍り出た。ランキング2位はディクソンで、両者の差は4点だ。

3位はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。開幕戦は体調不良で予選ポールポジションを獲得しながら、決勝は走れず。開幕戦での獲得ポイントは僅かに1点だったため、今日の3位フィニッシュ=シーズン初表彰台で35点獲得はグッドニュースだ。
4位は予選2番手だったトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)で、シボレーが1-2-3-4フィニッシュ。予選はトップ10スウィープだったから、ホンダ勢は決勝で奮闘を見せた。グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)が19番手スタートから5位でフィニッシュし、スタートで一気に5台をパスするなどアグレッシブなファイトを見せ続けたライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、開幕戦が3位で、今回は10位と、2レース続けてトップ10入りを果たした。
レイホールは、「自分たちのマシンは決勝用セッティングが良かったが、ライバル勢のストレートスピードは5mphくらい速かったと感じていた。全力を出し切って戦い続けたんだ」とレース後に話した。
佐藤琢磨は、金曜日のプラクティスでクラッシュし、予選も予選後のファイナル・プラクティスもマシンの修理が完了せずに走れず。決勝日に特別に5分間の走行時間が与えられ、そこでフレッシュエンジンを搭載した決勝用マシンの安全を確認。20番グリッドからスタートし、15位で完走した。レース用セッティングでの走行が10周しかできなかった苦しい状況を考えれば、マシンを壊さずにゴールできた上に、5つものポジションアップを達成できたのは、チームとして大きな成果だった。開幕戦6位だった琢磨は、ポイントスタンディングで9位に踏みとどまっている。

