投稿日: 2021.12.16 14:48
更新日: 2021.12.16 14:50
更新日: 2021.12.16 14:50
『トヨタ・カローラTCR』初披露、マティアス・ロッシがシェイクダウン。2022年WTCR規則も更新
autosport web
この新型TCRモデルに関して、TGRAは「各国のネットワークと協力し、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアのチームに技術サポートを提供する予定」とし、南米市場に限定せずTGRAを窓口として、早くも2022年からのグローバルな販売を計画している。
一方、その前日にフランス・パリで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会(FIAワールド・モータースポーツ・カウンシル/WMSC)では、TCR規定ツーリングカー最高峰のWTCR世界ツーリングカー・カップを対象に、ポイント制度とコンペンセーションウエイトに対する多くの変更が発表された。
この規則改訂は「フォーマットを洗練し、レースをさらに改善し、予選での戦略的要素を最小限に抑える」ためのものとされ、ポイントシステムの面ではリバースグリッドレース(勝利で25ポイント)と比較して、メインレース(勝利で30ポイント)に多くのポイントが付与されることに。予選でのポイントもQ1、Q2、Q3の全セッションで付与され、その獲得点数も10、8、6、4、2に増加している。
また、コンペンセーションウエイトの最大補正重量が60kgから40kgに削減され、従来までの直近3戦から抽出した決勝ベスト2周のタイム平均値ではなく、直前に開催される“ふたつのイベント”で記録した『予選最速タイム』が計算に用いられる。
各レース間の最小修理時間も60分の設定へと延長され、これはクラッシュやアクシデントでダメージを負ったマシンに対し、チームが確実にグリッドに車両を並べるための措置とされている。
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