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 一方、2020年初代王者から連覇を達成したキャスパー・H・ジェンセン(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/Massive Motorsport)とともに、この2シーズンでホンダをドライブしてきたバッハは、ランキング8位に終わったシーズンから心機一転、LMレーシングで新たなマシンをドライブする機会を得た。

「実際、ドライバーとして辞めるときが来たのではないかと少し覚悟していたが、それは僕にとって、やや未解決だと感じたんだ」と続けたバッハ。

「それからこの機会が生まれ、今はこの先の展開を本当に楽しみにしている。ヤン(・マグヌッセン)がチームメイトになるのはとてもクールなことで、来季のTCRデンマークに新しい風を吹き込むことができればうれしいね」

 また、2021年にはオペル・アストラTCRをドライブしてシリーズデビューを飾ったホイリースも、新たにLMレーシングのサポートを得てクプラへのスイッチを果たす。

「僕自身も、この新たなコラボレーションを本当に楽しみにしているんだ。LMレーシングにはクプラでの豊富な経験があり、僕らが一緒に何ができるかを楽しみにしているよ」

 そのほか、昨季は2台のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを走らせたメテオ・レーシングは、2022年に向け第2世代アウディRS3 LMSの納入を受け、引き続きオーナードライバーのアラン・クリステンセンとレネ・ポヴルセンが参戦。先代となるFK2型のホンダ・シビック・タイプR TCRで戦った43歳のステッフェン・ラーセンは、プジョー308 TCRヘのスイッチをアナウンスしている。

 また、TCRデンマーク・シリーズとしても大きな決断を下し、従来のヨコハマタイヤに代わる新たなサプライヤーとして、2022年はクムホと契約したことを発表している。

2021年は2台のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを走らせたMeteor Racing(メテオ・レーシング)
「2021年の活躍を通じて、新車にはとても良い印象を抱いている」と語ったオーナードライバーのアラン・クリステンセン

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