その言葉を受け、エースドライバーのペーニャも2022年シーズンに向け、タイトル奪還の意気込みと高い期待を口にした。
「挑戦に満ちた新年が目の前にあり、ドライバーとしてこのチャンスを逃すことはできないね。今シーズン、すべてのレースで表彰台を逃さないように、僕らはコミットメントを維持し続けるつもりだ」と語った2019年チャンピオンのペーニャ。
僚友を務めるベテランのミラも「2021年はコース上で高いパフォーマンスを発揮する堅実なチームを編成することができた。大変な作業だったが、それを実行し、結果にも反映されたと感じている。今季はチームのターニングポイントになると確信しているし、新たに『アクシオン・エナジー・スポーツSTC2000』として、より高いレベルに到達することができるだろうね」と、期待を込めた。
一方、2016年に続き自身2度目のシリーズチャンピオンを獲得したアグスティン・カナピノと、6年間に渡りその僚友を務めるベルナルド・ラヴァーは、タイトル防衛に向け体制を維持し、引き続きシボレーYPFチームとして参戦することをアナウンスした。
「シーズンの始まりは全員が新しい期待に満ちているし、非常に激しい勝負を経てチャンピオンシップを獲得したその翌年に挑むときは尚更だ」と語るのは、王者カナピノ。
「それは僕にタイトルを守るための、より多くのコミットメントと願望を与えてくれる。新たな1年に向け、僕ら全員が非常に興奮しているよ」
2022年新シーズンは、アルゼンチンを代表する英雄“ファン-マニュエル・ファンジオ”の名を冠したロザリオのトラックで、3月12~13日に開幕の刻を迎える。


