更新日: 2022.03.17 14:50
マイク&ミシェルのハルダー兄妹、今季は3台体制へ。17歳スペインの新星も参戦継続/TCRヨーロッパ
「今季はボルケーノ・モータースポーツからTCRヨーロッパに参戦することを発表でき、とてもうれしい。これを可能にしてくれたすべての人に感謝したい。チャンピオンシップが開始されるのを、今から楽しみにしているよ」と、自身のSNSに綴ったカジェハス。
チームは昨年ミケル・アズコナとエフゲニー・レノフをレギュラーに、最終戦の助っ人参加でいきなり勝利を飾ったクリム・ガヴリロフの3名を起用したが、アズコナは2022年に向けヒュンダイ・モータースポーツ・カスタマーレーシング入りを表明したこともあり、カジェハス以外のドライバーラインアップや参戦台数は明らかにしていない。
そのヒュンダイは、2022年シーズンのジュニアドライバー・プログラムに参加する6名を発表し、うち4名がi20 N ラリー2で各ラリー選手権を戦う一方、TCRプログラムでは2年目を迎えたチェコ出身のヤヒム・ガラシュがTCRヨーロッパへ。2度のTCR UK王者ルイス・ケントがシリーズ3連覇に向け同プログラム入りを果たす。
2021年前半戦はi30 N TCRをドライブし、その後エラントラにスイッチしたガラシュは、今季もヤニーク・モータースポーツから2022年のTCRヨーロッパ参戦が決まった。両ドライバーともヒュンダイのサポートエンジニア帯同が得られ、年間を通じてさまざまなイニシアチブについてメーカーと緊密に協力する体制を敷くことになる。
「今季のジュニアドライバー・プログラムに選んだすべての個人は、すでに彼らがステアリングを握ると非常に有能であることを示しており、一連の成功を収めている」と語るのは、ヒュンダイ・モータースポーツチームの副代表を務めるジュリアン・モンセット。
「カスタマーレーシング・ジュニアドライバーとして提供できるサポートにより、彼らは彼らの究極の目標に向かって前進し続け、今後のモータースポーツでプロのキャリアを築くことができると確信している」