更新日: 2022.03.25 12:31
3台体制で復帰のハルダー兄妹、最後の1台にJAS開発生のジャック・ヤングを起用/TCRヨーロッパ
2年目のプログラム継続に向け、そう意気込みを語っていたヤングだが、2022年はブルータル・フィッシュ・レーシングを離れ、シリーズ復帰参戦を果たす“シビック使い”の兄妹とラインアップを構成することになった。
「新しいチームメイトであるマイクとミシェルのハルダー兄妹と、こうして一緒に仕事ができることに興奮している。ともに働き、自分自身とお互いを比較してクルマを最大限に活用することが可能になるからね。そうした優れたドライバーがいることは素晴らしいことさ」と、改めて意気込みを語ったヤング。
「今季はもっと挑戦的な年になると思うし、それは僕自身が本当に望んでいることだ。昨年はペースが良かったことを示せたが、今年は一貫性を高めてより良い結果を出すことを目指している。願わくばチャンピオンシップに挑戦できるようになることを期待している」
また、ヤングと同じくJASモータースポーツのドライバー開発プログラムには、昨年TCRイタリアで表彰台を獲得したマティアス・バーテルの継続と、ルーベン・ボルトとマルコ・イアンノッタの新規加入がアナウンスされており、イアンノッタはすでにTCRイタリアにMMモータースポーツからのエントリーが確定している。
「JASドライバー開発プログラムに参加できてとてもうれしい。国際的なモータースポーツで大きな成功を収めたJASのような組織で、ドライバーとして初期の経験が積めるのは、非常にエキサイティングだ」と語ったイアンノッタ。
「僕はすでに24歳で、その他の生徒たちより少し年上だけれど、カートを卒業して以来、4輪でフルシーズンを過ごしたことがないから、僕ら全員が非常に似たレベルの経験を持っていると思う」
「JASのチームは共有すべき経験が豊富だし、僕自身、この年末までにコース上で大幅に改善されたドライバーになると確信している。今すぐに始めて、できるだけ多くのことを学ぶのが待ち切れない気分だ!」