追加TOCA枠貸与のBTCは3台体制を維持。マクラーレン・カスタマー部門責任者が総監督に/BTCC
新チームマネージャーのバクストンも「エドワーズが2年目のチームに留まるのをうれしく思い、彼女がトラック上で成功することを後押ししたい」と続けた。
「私はまだチームに不慣れだが、ジェイドとは何年も前から知り合い、一緒に仕事をしてきた。彼女の実力がBTCCの水準にあることを充分に認識している。私の仕事は、ジェイドがクルマに乗るたびにパフォーマンスの可能性を最大限に引き出すこと。それが正しく実行されれば、彼女は素晴らしい仕事をするはずさ」
一方、3月末にドニントンパークで実施された公式プレシーズンテストでは、総合7番手タイムをマークしたクックは、チームとの4年目の契約にサインし、2021年に5勝を挙げてランキング3位に喰い込んだシーズンを上回る戦果を誓った。
「こうしてBTCレーシングに戻ってきて、チームでの4シーズン目を迎えることができて本当にうれしいよ。スティーブ・ダッドマン(オーナー)はこれを実現するために尽力してくれたし、僕たちの継続的なパートナーシップに心から感謝している」と続けた”予選最速男”のクック。
「昨年2021年はこれまでで最高の1年を過ごし、BTCCでのキャリアハイを記録することができた。2022年に向け、その勢いを維持して挑むのが待ち切れないよ!」
同じくエースの残留に際しても、バクストンは「引き続き今後1年間、彼と仕事をする機会が得られたことを光栄に思う」と歓迎の意を示した。
「私はジョシュとも長年一緒に仕事をしてきたが、現在のグリッドでもっとも一貫性があり、かつ控えめで、万能のプロドライバーのひとりに成長するのを目撃してきた。2022年も彼が最高の選手として、念願のタイトルに挑むのは間違いないね」
ラインアップ最後のドライバーとなる3台目のシートはまだ未発表ではあるものの、先のドニントンでは大ベテランの“悪童”ことジェイソン・プラトがBTCホンダのステアリングを握っており、昨季レギュラーを務めたセナ・プロクターに取って代わることになるか、ともに“勝てるドライバー”のどちらが起用されるかの憶測を呼んでいる。