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 これまでジェームズ・ボンド映画の直近4作で(『007/慰めの報酬』、『007/スカイフォール』、『007/スペクター』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)スタントドライバーを務めたヒギンズは、3月26日にウェールズ北西部のドルゲラウで開催されたノースウェールズ・レグにエントリーし、難関グラベルステージを走破。

 コドライバーのクレア・ウイリアムズとともに、この特製モデルで元BRC王者の実力を遺憾なく発揮すると同時に、最新型ディフェンダー90の高い潜在能力も証明してみせた。

「この新型ディフェンダーは、生産ラインから出荷された当初からタフで走破性の高いモデルだ。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影時も極めて難易度の高いスタントをこなしているのを見てきたしね。ボウラーチームがレース用に改良を加えてくれ、またクレアが一緒だからこそ素晴らしい結果が出せたよ」とヒギンズ。

 英国モータースポーツ協会管理のもと、ボウラーが運営するワンメイクシリーズ、2022ボウラー・ディフェンダー・チャレンジは全12チームで争われ、毎年開催されるダカール・ラリーなど世界的なラリーレイド競技への登竜門となるシリーズとして認知されている。

 そのため、経験豊富な競技者だけでなく未経験者に対しても門戸が開かれ、必要なライセンスを取得するためのトレーニングやサポートを提供。各ラウンドでは専用のサービスエリアを設け、ボウラーのフルサポートチームが配置されるとともに、ホスピタリティエリアではドライバーやチームが有意義に時間を活用し、イベント中のブリーフィングに参加できるよう万全の支援体制が構築されている。

 ランドローバーのブランド・ディレクターであるフィンバー・マクフォールは、今回のチャレンジに際し「ランドローバーとジェームズ・ボンド映画シリーズの長きにわたる協力関係を記念して、この特別仕様車を製作した。彼らは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するディフェンダーの耐久性とオールテレイン走破能力を披露してくれた」と、両クルーと車両製作チームに賛辞を送っている。

『DEFENRE 90(P300)』をベースに、フルロールケージ、エンジンおよびトランスミッションの冷却強化、スポーツエキゾースト、そして新たなルーフスポイラーなど、安全性を高めるための改良が施された
初代『DEFENDER(ディフェンダー)』をベースとしたトップカテゴリーと併催し、現行モデルのワンメイククラスも実施

Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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