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投稿日: 2022.05.29 11:35
更新日: 2022.05.29 13:36

王者マンタイ、序盤リードのTFスポーツがクラッシュ。12時間時点の首位はシューベルト/ニュル24時間


海外レース他 | 王者マンタイ、序盤リードのTFスポーツがクラッシュ。12時間時点の首位はシューベルト/ニュル24時間

 日が落ちたノルドシュライフェでは数多くのアクシデントが発生した。その中のひとつには総合首位を襲ったものもあり、スタート1時間後から約6時間にわたってトップを守ってきた90号車アストンマーティンが単独クラッシュにより姿を消した。

 また、トップ3圏内を走行していた98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)もこの直後に起きたクラッシュにより戦線離脱を余儀なくされている。

 これらのアクシデントの後にトップに立ったのはフェニックスの15号車アウディだ。シューベルトの20号車BMWと、3号車メルセデスAMG GT3(メルセデスAMG・チーム・ゲットスピード)の2台がこれに続き、12時間経過時点では直前にアウディがルーティンのピットに入ったため、シューベルトがトップでレースを折り返している。この段階でのトップとのギャップは3号車メルセデスが約23秒、3番手となった15号車アウディは約34秒だ。
 
 総合4番手は16号車アウディR8 LMS(シェラースポーツ・チーム・フェニックス)、5番手には28号車ポルシェ911 GT3 R(ダイナミック・モータースポーツ)が続いている。

■スバルSTIにアクシデント発生

 2台のポルシェ911 GT3 RでSP9クラスに参戦しているファルケン・モータースポーツは、33号車が総合9番手につけているが、僚友44号車はグランプリコース内でのアクシデントに巻き込まれリヤを損傷。順位を大幅に落としている。

 SP10クラスにトヨタGRスープラGT4で挑んでいるトーヨータイヤ・ウィズ・リング・レーシングは83号車が総合42番手/クラス2番手につけ、84号車は総合132番手/クラス8番手となっている。

 日本勢ではSP3Tクラス優勝を目指すスバルWRX STIをアクシデントが襲った。スタートから10時間を過ぎた時点では総合39番手まで順位を上げていた114号車スバルだったが、11時間目を迎える直前にタイヤトラブルによりストップ。ドライブしていた佐々木孝太からチームに入った無線によると、長い下り坂を6速全開で下っている最中にタイヤがバーストし、右側のガードレールに当たった後にコースの左側に止まったという。
 
 このアクシデントによりスバルは総合71番手/クラス3番手まで順位を落としているが、幸いにも佐々木に怪我はないことが報告されている。

 この他、木下隆之組880号車BMW M2レーシング・カップ(シューベルト・モータースポーツ)は総合70番手/カップ5クラス首位、小西隆詔組871号車BMW M2レーシング・カップ(アドレナリン・レーシング)は総合130番手/カップ5クラス2番手となっている。

トーヨータイヤ・ウィズ・リング・レーシングの84号車トヨタGRスープラGT4 2022ニュルブルクリンク24時間レース
トーヨータイヤ・ウィズ・リング・レーシングの84号車トヨタGRスープラGT4 2022ニュルブルクリンク24時間レース
114号車スバルWRX STI 2022ニュルブルクリンク24時間レース
114号車スバルWRX STI 2022ニュルブルクリンク24時間レース
3号車メルセデスAMG GT3 2022ニュルブルクリンク24時間レース
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15号車アウディR8 LMSエボII 2022ニュルブルクリンク24時間レース
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TFスポーツの90号車アストンマーティン・バンテージGT3 2022ニュルブルクリンク24時間レース
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