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 このステージ2ではダレル“バッバ”ウォレスJr.(23XIレーシング/トヨタ・カムリ)もリッキー・ステンハウスJr.(JTGドアティ・レーシング/シボレー・カマロ)にヒットされる場面がありつつ、最終的にカート・ブッシュ(23XIレーシング/トヨタ・カムリ)、マーティン・トゥルーエクスJr.(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)、そして勝者の弟カイルと3台のカムリがトップ3を固めてステージ制覇を決めていく。

 そして迎えたファイナルバトル。240周レースの236周目に、ケビン・ハーヴィック(スチュワート-ハース・レーシング/フォード・マスタング)がブレーキローターの故障によりターン3の壁に衝突すると、最後の攻防を続けていたカイル・ブッシュがアウト側に、そのボトムラインにロガーノが並び、背後には序盤で左リヤのパンクにも見舞われていたライアン・ブレイニー(スチュワート-ハース・レーシング/フォード・マスタング)が続いて最後のリスタートとなる。

 ラインを交錯させながらリードを維持したロガーノは、ホワイトフラッグ突入でわずかにマージンを築くことに成功し、そのまま0.655秒差でチェッカー。今季2勝目、キャリア通算29勝目を獲得するとともに、昨季のブリストルに続く初開催イベントでの勝利を手にした。

「今日はチケット売り切れの満員御礼だそうだ、みんな来てくれてありがとう! 全員がレースを楽しんだことを願っているよ。カイルとのレースは最高のひとつで、前後を入れ替え、ラインを交錯させてのバトルは本当に楽しかった。クルーも最後のストップでツータイヤをコールする完璧な仕事を見せた。ファイナルラップでは、結果的にブレイニーが(偶然)後ろからプッシュしてくれて、ターン1で決定的なリードを築けた。良いレースだったね」と、その勝因を明かしたロガーノ。

 一方、決勝は8位でフィニッシュしたものの、エリオットを21位、ハムリンを11ラップダウンに追いやったチャスティンは「トラブルの責任を痛感している」と反省の弁を述べた。

「ただ集団のなかで全力のドライブを続けていただけだが、これほど多くのミスを重ねるとは自分でも信じられないよ……。今日はフィールドの半数以上に対し謝罪する義務があり、その言葉を修正するつもりはない。それは今後もトラックで支払う必要があり、今日ほとんどできることはやり遂げたと思っている」

 その当事者となったハムリンは「彼が責任を取るのは良いことだが、最終的には僕らの1日を台無しにした」と、憤りを隠せない様子だった。

「僕らは左右にスライドし、前後を入れ替えて、ただレースがしたかっただけだ。でも彼は背後に隠れて僕らの決勝を破壊した。その後も反省したようには見えず、9号車(エリオット)にも同じことを繰り返した。僕らは困難な状況から学ばなくてはならないし、いつかは自分に返ってくる。そこに違いはないんだ」

 併催のキャンピング・ワールド・トラックシリーズ第11戦は、ポール発進のコーリー・ハイム(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)がシリーズ2勝目を挙げ、服部茂章率いるハットリ・レーシング・エンタープライゼスは、16号車タイラー・アンクラムが13位まで挽回、チェイス・パーディの61号車がトップ10入りを果たした。

 そして同週にポートランド・インターナショナル・レースウェイを舞台に開催されたエクスフィニティ・シリーズ第14戦は、大ベテランが真価を発揮。幾度かの雨に翻弄されたレースで、A.J.アルメンディンガー(カウリグ・レーシング/シボレー・カマロ)が今季2勝目を獲得している。

今季2勝目をマークしたジョーイ・ロガーノ(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)は、昨季のブリストルに続く初開催地制覇となった
今季2勝目をマークしたジョーイ・ロガーノ(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)は、昨季のブリストルに続く初開催地制覇となった
決勝後にメディアに囲まれるデニー・ハムリン(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)「学ばなければ、いつかは自分に返ってくる」
決勝後にメディアに囲まれるデニー・ハムリン(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)「学ばなければ、いつかは自分に返ってくる」
WWTR併催のキャンピング・ワールド・トラックシリーズ第11戦は、ポール発進のコーリー・ハイム(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)が2勝目を獲得
WWTR併催のキャンピング・ワールド・トラックシリーズ第11戦は、ポール発進のコーリー・ハイム(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)が2勝目を獲得
雨のポートランドで開催されたエクスフィニティ・シリーズ第14戦は、A.J.アルメンディンガー(カウリグ・レーシング/シボレー・カマロ)が制している
雨のポートランドで開催されたエクスフィニティ・シリーズ第14戦は、A.J.アルメンディンガー(カウリグ・レーシング/シボレー・カマロ)が制している

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