「残念ながら、それは真実からかけ離れた予測であり、現状ではスラクストン戦が今季キャンペーンの本当に最後のレースになる可能性が高い。あの事故以来、僕らはいくつかの素晴らしいパートナーを新たに同乗させることができた。彼らが僕を支援すると決定したこと、そして既存のパートナーが状況をよく理解してくれたことに非常に感謝している」と語ったロイド。
「ただ難しい事実として、最後の2ラウンドに向け僕らが修理費を決済し、晴れてエントリーできるようになるには、まだ約5万ポンド(約812万円)足りないという状況にある」
そのロイドは新スポンサー獲得の努力に加え、ファンが支援に参加できるようにする多くのパッケージも立ち上げた。
「今シーズンに始めたことを最後まで終えることができないという見通しは、胸が張り裂けそうだ。なぜなら僕は、チームと素晴らしい関係を築き上げてきたと感じているからね。僕らはこのヒョンデで大きな進歩を遂げ、フィールドの先頭でつねに戦いの輪に加われている。この競争の激しいBTCCのグリッド上でね」と、今季の連勝劇が4年前の初勝利以来だったロイド。
「絶対に諦めるつもりはないが、状況は非常に困難で危機的かつ決定的に時間がなくなって来ている。人々はクラウドファンディングが選択肢にあるかどうかを尋ねてくれたが、個人的にも他の誰かがそれを行ったことは知っていた。ただファンにお金を求めたり、その見返りに何かを提供したり……というのは、あまり快適だとは言えないよね」
「しかし、僕の努力をサポートしたいファンが支援することを可能にする場は、いくつかの新しいパッケージとして立ち上げた。それができる立場にいることを光栄に思う。他の方法ではアクセスできない特別な報酬も提供したいと考えているよ」

