一方、シリーズを代表するドライバーとしてキャリアを重ねてきたウィンカップも、チームメイトの言葉に同意しつつ、自身7度目の王座獲得に意欲をみせた。
「今日は発表会の雰囲気と新しいマシンカラーリングを見て、気分が上がったよ」と、ウィンカップ。
「ホールデンとレッドブルという強力な2社から支援を得られるのは心強い。シリーズに新たな時代をもたらしてくれるはずだし、僕らにとっても今後の開発において大いに勇気付けられる」

レッドブル・オーストラリアのマネージング・ディレクター、ジェイソン・サージェントは、2019年シーズンの終わりまでチームへの継続的な支援を確約し、チームの成功を信じているとコメントした。
「成功のためのレシピはないけれど、その方程式を探したい」
「我々は、このチームが大好きで、スーパーカーシリーズが大好きで、ファンが大好きで、その組み合わせによって、少なくとも3年間は彼らの一部になることができ、うれしく思う」

トリプルエイトは、このホールデンとレッドブルの2社に並んで新たにXフォースとTWスティールをパートナーに迎え、イベコとオクタン・イベンツのロゴは、昨年より大きくあしらわれている。
2017年シーズンのVASCは、2月末の合同テストを経て、3月2~5日にアデレードで開催される『クリップサル500』で開幕。そのシーズンと並行してチームとGMホールデンは、新型となる18年型コモドアVFの開発作業も進めていく、としている。