更新日: 2022.10.06 15:40
新型“Gen3”フォード・マスタング初公開。各陣営『バサースト1000』向け特別リバリーを披露/RSC
「すべてのスーパーカー・ドライバーたちと一緒に、情熱的なフォード・ファンの前でこのクルマを目撃できるのは特別な瞬間だ。それに今日の午後、ディックが最初のラップでマシンに乗るのは非常にふさわしいよね。彼はこのスポーツ界のレジェンドであり、フォードの素晴らしいアンバサダーなのだから。センセーショナルに見えるし、ラウドで、ファストなこのクルマが、トラックに出るのが待ち切れないよ」
そのDJRは、2022年の『レプコ・バサースト1000』で出走1000レースを迎えるのを記念したトリビュート・カラーリングを発表。ディック・ジョンソンが息子のスティーブンと初めてタッグを組んだ、1998年のELファルコンを模したスキームを採用している。
「(創設の)1981年にDJRがどうなるかは予想もつかなかったが、こうしてバサーストで参戦1000レースを祝えるなんて、信じられないほどだ。1年で最大のイベントで、こうしてトリビュート・スキームをまとう日が来るなんて……」と喜びを語ったディック・ジョンソン代表。
「1998年のELファルコンのカラーリングは、私にとっても非常に特別なものだ。息子のスティーブンと一緒にバサースト1000でドライブした最初の年だったからね。今からこのクルマで『山登り』するのが待ち切れないよ」
一方、ライバル陣営のトリプルエイト・レース・エンジニアリングも、来季の『シボレー・カマロZL1スーパーカー』投入を前に、最後のホールデン・コモドアZBのスペシャル・リバリーを公開。ルーキーのデクラン・フレイザーと組み、クレイグ・ラウンズがワイルドカード枠からエントリーする888号車のスーパーチープ・オートカラーを披露した。
「この瞬間をファンのみんなと共有できてうれしい。これは今年最大のレースであり、それを皆と分かち合い、文字どおりデクランと一緒に“ザ・マウンテン”をドライブすることは、本当に思い出に残るものだ」と語った、バサースト7勝、シリーズ3冠を誇るラウンズ。
このカラーリングにはコンテストを通じて画像を提出した何千人ものレースファンの顔が描かれ、サイドにはファンの情熱を反映するために心拍を表現したラインが走る。
そのほか、普段はDEWALT(デウォルト)のイエロー&ブラックで戦うスコット・パイ(チーム18/ホールデン・コモドアZB)や、前戦のクラッシュからモノコックごと修復を果たしたウィル・ブラウン(エレバス・モータースポーツ/ホールデン・コモドアZB)、新興プレミエアーや、デビッド・レイノルズ(ペンライト・レーシング/フォード・マスタング)との来季契約延長を発表したグローブ・レーシングも、特別カラーで週末の“グレート・レース”に挑む。