元ポーランド国内カート選手権王者でもある新加入のレストは「TCRドイツでは30人以上のドライバーと戦うことになる。いたるところでコンペティションの荒波に巻き込まれることになるわね。でも、それこそが望みでもあるし、7マニュファクチャラー以上の車種が参戦するシリーズで戦えるのは本当に楽しみだわ」と抱負を語る。
同じく、チームマネージャーを務めるマーカス・ゲメラーは「タイトル防衛こそが最大の目標」としながらも、活況のシリーズだけに注意すべき点があると付け加えた。

「我々の目標はチームとドライバーズのチャンピオンシップを守ることだけだが、30台以上のマシンと競うことになれば、DNF(途中棄権/リタイア)だけは絶対に避けなければならない。(ポイントの)取りこぼしは自らの首を絞めることにつながるだろう」

このターゲット・コンペティションのほか、TCRドイツではPROsportパフォーマンス、ジャーマン・フレイバーズ・レーシングが、それぞれ2台のアウディRS3 LMSを投入し、現時点で8台以上の参戦が確定している。

また、ハンガリーのチームであるLPウィナーが、韓国の新型『キア・シードTCR』をシリーズに投入する初のチームとして名乗りを挙げ、2台の投入準備を進めている。