AUTOSPORTweb

 一方のマクローリンも、プレマとの”リ・ユナイト”を大歓迎する、と語った。

「アレックスは僕と一緒に2017年のカップを戦うのにふさわしい、絶対的にナンバー1のドライバーであり最高の選択肢だ」と、マクローリン。

 プレマのレッドブル・レーシング・オーストラリアからDJRペンスキーへの移籍は、シーズンの勢力図に大きな影響をもたらす可能性があり、同時に今季はトリプルエイト・レースエンジニアリングで17年間もトップエンジニアを務めたルード・ラクロアも、DJRチーム・ペンスキーへの移籍を決めている。

 マクローリン、プレマともに現行のCOTF(カー・オブ・ザ・フューチャー)規定のホールデン、ボルボ、そしてフォードを知る数少ないドライバーでもあり、同時にホールデンでチャンピオンマシンを作り上げたラクロアのノウハウがフォード・ファルコンに注がれれば、タイトル争いの行方も興味深いものとなりそうだ。

 チームはこの後、2月7日に2017年向けのラウンチを開催予定で、レギュラーは既報のとおりスコット・マクローリンと残留組のファビアン・クルサードが務める。メインスポンサーは昨年に引き続きシェルとなり、チーム名もシェル・Vパワー・レーシングチームになるとみられる。

ボルボの騒動でGRMから移籍、初のタイトルを狙うスコット・マクローリン
ボルボの騒動でGRMから移籍、初のタイトルを狙うスコット・マクローリン

2014年にカップ向けに初タッグを組んだふたり。今回、プレマは複数年契約となる
2014年にカップ向けに初タッグを組んだふたり。今回、プレマは複数年契約となる

本日のレースクイーン

後藤佑紀ごとうゆうき
2025年 / オートサロン
AUTOWAY
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

  • asweb shop

    1994年から最新の2024年まで「すべての」GT出走マシンを完全収録

    4,400円