更新日: 2022.11.28 11:35
代表のカップ移籍に伴い、カイル・ブッシュ・モータースポーツもシボレーへのスイッチを表明/NASCAR
「西海岸でレースをして育った僕が、カイルと一緒にトラックを共有することになるとは夢にも思わなかった。これは本当に一生に一度の機会であり、どれほど興奮しているかを言葉で表すことさえ難しいよ!」とKBM加入の喜びを語ったウッド。
「間違いなく史上最高の選手のひとりから学ぶ機会を得たことは、僕にとって信じられないほどの経験になるだろう。これを可能にしてくれたシボレーとKBMのすべての人に心から感謝している」
また、2022年は2台体制を敷いた服部茂章率いるハットリ・レーシング・エンタープライズで『トヨタ・タンドラTRD-Pro』をドライブしたチェイス・パーディは、その役目を終えてKBMとの複数年契約を締結。新たに4号車の『シボレー・シルバラードRST』で新シーズンに挑む。
「No.4のトラックでステアリングを握る機会に感謝しているし、僕の目標はKBMが生み出した勝者の長いリストに加わることだ」と意気込むパーディ。「KBMには本当に速いトラックを作る素晴らしい人たちがいるし、次の2年間で一緒に大きなことを成し遂げられると確信している。僕をこのポジションに導いてくれた関係者全員に感謝しているし、来季が始まるのが待ち切れないよ!」
一方、2018年と2019年にトヨタと手を組んでいたデビッド・ギリランド・レーシングは、ひさびさにフォード陣営から復帰して北米TRDと新たなパートナーシップ契約を締結。新生“トリコン・ガレージ”として、来季は4台の『トヨタ・タンドラTRD-Pro』を走らせる。
「トヨタは、この拡大されたパートナーシップで彼らとの旅にふたたび参加できることをうれしく思う」と語るのは、現地TRD代表のデビッド・ウィルソン。
「トヨタの開発ドライバーとパートナーが、装いも新たなトリコンの成功と勝利の文化を体験できる、この新しい機会に興奮している。トラックシリーズはトヨタにとって非常に重要であり、彼らが20年目の勝負を始めるのに際し『tri』と『icon』の組み合わせに基づいて、組織内のパートナーとともに“3つの選手権を獲得する”という彼らの計画と決意を表明するものだ」と、今季2022年はトヨタとして通算13回目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得したウィルソン代表。
主軸のタナー・グレイは15号車で参戦し、テイラーは18歳を迎えるCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)以降のラウンドでフルタイム参戦を開始。そして来季2023年が自身初のフルタイム・イヤーとなるコーリー・ハイムは、11号車でのエントリーを予定している。