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 この12月15日付けのアナウンスにより、自身3年目のフルシーズンを迎えることが決まったヘイリーは、ベテランの経験と成功に囲まれるチームリソースが「かつてないほど、最高の環境」だと意気込む。

「本当に大きいと思っている。 それは間違いなく、私のキャリアとレースの要素に追加される、大きなパズルのピースだと思うわ」と認めたヘイリー。「チームメイトの質と、彼らがここで得た経験は信じられないほどよ。そんなタイトル経験者が気さくに話をし、彼らが私を助けるためどれほどオープンで喜んでくれているかを見て、ここがどれほど快適で居心地が良いかを知るのは素晴らしいこと。これは、本当にかけがえのない要素だと思う」

 2022年のトラック・シリーズでは、10月のタラデガでキャリアハイの6位入賞を達成したのを皮切りに、年間2回のトップ10を記録してランキング21位のリザルトを残した。そしてエクスフィニティ・シリーズにも初参戦し、10月のラスベガスではSS-グリーンライト・レーシングからフォード・マスタングのステアリングを握って、13位フィニッシュも果たしている。

「チームメイトのひとりが他のチームメイトよりうまく走っている場合は『ねえ、ここで何を感じているの? ねえ、何を変えたの? 何が気に入らなかったの?』なんて話を、練習走行から予選の間にかわすことが必要よ」とヘイリー。

「それら質の高い会話をした後、初めてレースを分析することができる。そして何より、そうした環境こそドライバーの成長に大きな影響を与えるものだと思っている」

 そんなヘイリーのキャリアを見守ってきたフォード・パフォーマンスのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブルックも、チームが陣営のプログラムに“復帰”したことを歓迎すると同時に「ソースポーツ・レーシングは若さと経験に満ちたドライバーラインアップを構築し、このシリーズで最高の組織のひとつになった」と自信をみせた。

「彼らとは、ほんの数年前に一緒にチャンピオンシップ獲得を祝った(フォードでは2度のタイトルを獲得)が、2023年にその瞬間がふたたび訪れ、シリーズで優勝する可能性があることを知っている。そして我々の開発ドライバーがトラック内外で進化する過程を見るのも大好きだ。2023年こそ、彼女にもうひとつ次のレベルに進む機会を与える最高のタイミングだと思っている」

2021年王者のベン・ローズらを含め、来季のThorSport Racingはトヨタ陣営からフォード陣営への復帰を決めている
「私は私自身を信じているし、成功に必要なための資質を持っているはず」とヘイリー・ディーガン

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