「こうして『HendrickCars.com』とのパートナーシップにより、2024年のインディ500のラインアップにカイル・ラーソンを加えることは、我々アロウ・マクラーレンSPのチームにとっても、そしてレースファンにとってもエキサイティングなことだ」と語るのは、マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウン。
「彼は“コンプリート”ドライバーであり、どんな種類のクルマでもレースをすることで知られているし、カイルがNTTインディカー・シリーズのマシンで何ができるか、それを見るのを今から楽しみにしている。そして何より、リック・ヘンドリック副会長やジェフ・ゴードンと協力し、この契約をまとめることができたのは素晴らしい出来事だったね」
インディカーとNASCAR最高峰のカップシリーズ、その双方でシボレー陣営を牽引するトップチームが提携するという画期的な契約となった今回、2024年5月に共闘するヘンドリック代表も「本当にユニークなこと」だと意気込みを語る。
「カイルをサポートしてアロウ・マクラーレンのようなエリートチームと連携し、世界最高の自動車レースイベントのひとつで『HendrickCars.com』を喧伝する機会を持てたことは本当に素晴らしい」と続けたヘンドリック。
「全員が競争相手であり、カイルに最高レベルの装備を身につけさせ、このような困難な挑戦に備えるための充分な時間を与えることは重要だ。そしてクルマの所有者としてインディ500でシボレーを走らせるのは、非常に特別な経験になるだろうね」
「このようなコラボレーションは、それを実現するために必要なものであり、幸いなことにお互いの意欲が一致したんだ。我々はこの挑戦を正しく行うことに100%コミットしており、ザクと彼の組織と協力できることを楽しみにしている」

