更新日: 2023.01.18 16:57
現役引退からの電撃復帰。NZ出身リッチー・スタナウェイが王者SVGの耐久ペアに就任/RSC
「間違いなく、このカテゴリーで最高のドライバーを擁する環境で、最高のチームのためにドライブすることはコ・ドライバーとして最高のシナリオだよ。どう考えても、これ以上のものを求めることはできないね」と続けるスタナウェイ。
「今のところ、できる限りの準備をして、レースでのマイレージを可能な限り上げることが目標だ。鋭さを維持するためシミュレーターで多くの作業を続けるつもりだし、それが2022年のバサーストに向けて準備した主な方法でもあったからね」
一方、2022年は最終戦『ヴァロ・アデレード500』を前に圧倒的な強さでシリーズを席巻し、年間21勝のシーズン最多記録(前記録保持者はマクラフラン)を更新したSVGも「今季、こうしてリッチーとチームを組むことができてワクワクしている」と、新たな僚友に期待を寄せる。
「昨年、彼がグリッド戻ったのを見るのは最高だったし、バサーストではマーフィと素晴らしい仕事をした。とくに(2023年のカレンダーで)『サンダウン500』が復活したことを考えると、今季のエンデューロ・シーズンは彼がチームと知り合い、クルマの感触と僕ら全員がどのように働いているかを理解する機会を与えるはずだ。それは本当にクールだろうね!」と、昨季は地元戦でWRC世界ラリー選手権デビューも果たし、いきなりWRC2クラス表彰台も獲得しているチャンピオン。
「それにリッチーはドライバーとして申し分のない実績を挙げており、2017年にはその『サンダウン500』で優勝を飾っている。トリプルエイトでは、彼が良い結果を得るのを助けるあらゆる機会を持っていると思うし、彼は我々にとって大きな資産になるだろう」
「リッチーができるだけ早くチームの一員になるべく、僕らがどのように物事にアプローチし、週末を進めていくかを学ぶため、すべてのテストデイとライドの機会、そしておそらく年間を通していくつかのレースに彼は帯同する。だから、ドライブするときが来たら、彼にはもう準備ができているだろうね!」