シリーズのモータースポーツ責任者であるエイドリアン・バージェスや、同じくエンジン開発の責任者を務めるクレイグ・ヘイステッドらも歴史的“ランアウト”に参加し、次週にはさらに多くのチームがマイレージを積むためコースに出る予定となっている。

「すべてを適切に行い、プログラムに従っていることを確認して、僕らはその日を迎えたんだ」と続けたヘイゼルウッド。

「この3週間は、ほぼ毎日ワークショップに参加してきたし、それは非常に徹底的なビルドだった。細部への注意は、今日のトラックで完璧な一日を過ごせたことで報われたね」

「できるだけ多くのことを学びたかったから、急いで一日を過ごしたくなかったんだ。序盤のラップで各項目のボックスにチェックを入れると、僕らはより長い走行を開始し、セッションの終わりに向かってプッシュすることもできた。ドライブできてうれしかったよ」

 週明けの2月7日にはフォードのホモロゲーション登録担当チームであるディック・ジョンソン・レーシング(DJR)や、GMシボレー陣営のマット・ストーン・レーシング(MSR)がクイーンズランドで。同じくブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)やペンライト・グローブ・レーシングはウイントンで初走行を迎え、フォード陣営の一角を形成するティックフォード・レーシングや、GMシボレー陣営のファクトリーチームを務めるトリプルエイト・レースエンジニアリングことレッドブル・アンポル・レーシングも初走行を予定する。

「今日、ティム・ブランシャードと彼のチームがこの時点に到達し、新たなGen3時代に向け次のステップを開始したこと、その努力を称賛したいと思う」と語ったのは、スーパーカーのシリーズCEOを務めるシェーン・ハワード。

「Gen3は我々のスポーツの歴史のなかでも最大の変化であり、こうしてレーシングカラーで発表された最初の一台を見るのはエキサイティングな瞬間だった。これはチームからの最初のシェイクダウンとカラーリングの発表であり、今後数日でさらに多くのことが続くだろう。25台のスーパーカーが3月のレースデビューへ向けカウントダウンを続ける。ファンにとって素晴らしいニュースだ!」

Gen3では、現行規定に対しロー&ワイドなディメンションの採用と、レスダウンフォース化が図られた
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トッド・ヘイゼルウッドの3号車は、引き続き『クールドライブ・レーシング』のエントリー名で参戦する
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