シビック、ジュリエッタTCRに続き、3位表彰台に上がったのは、イタリアのトップランが製作したスバルWRX STI TCRを初めてドライブしたティーンエイジャー、ジャコモ・アルトで、チームとWRXにとってもうれしいTCRシリーズ初表彰台となった。
続く土曜のレース2では、ファイルズがスタートを決め1コーナーでエングストラーを抑えきると、その後は一人旅に。見事2連勝を決め、シリーズ争いでもランキング3位に急浮上する。


しかし、ファイルズ操るシビックは、2位以下のジュリエッタTCRやゴルフGTI TCR勢に対し、1周あたり1秒以上のリードを築いたことで、ライバルからは「あまりに速すぎる」と嫌疑が浮上。
これにより、TCRテクニカル部門は審議対象として、シビックからECUデータをダウンロードしており、リザルトは暫定の状態となっている。
TCRミドルイーストの次戦は3月9~10日にバーレーンで開催。上述のとおり、ウインターリーグ制を採用していることもあり、これが最終戦となる。
