「NAPAレーシングUKとモーターベースの全員が、冬の間もフォーカスの開発に懸命に取り組んできたから、それがトラックでどのように反映されるかを見るのは待ち切れないね。2023年は素晴らしいシーズンになりそうだ」と続けたサットン。
「NAPA陣営の一部として、サム・オズボーンの残留とダン・ロウボトムが加わることは、この冬にバックグラウンドで行われたハードワークのさらなる証拠だ。しっかりとしたテスト計画が整っているし、いくつかのセットアップ変更に取り組む絶好の機会を与えてくれる。目標は、昨年よりも強くなることさ!」
2022年のオールトンパークで初優勝を挙げ、ランキングでもトップ10に喰い込んだロウボトムは、ここまで2年間所属したホンダ系の名門チームを去り、パーソナルスポンサーのカタクリーンとともに、引退したオリー・ジャクソンの後任としてモーターベース・パフォーマンスに合流する。
「興奮していると言うのは控えめな表現だ。僕自身だけでなく、長年のタイトルパートナーであるカタクリーンにとっても素晴らしい機会になる」と続けたロウボトム。
「僕はずっとNASCARのファンだったから、NAPAがBTCCに進出したとき個人的なレベルで心を打たれたんだ。だからNAPAレーシングUKとカタクリーンのサポートで、キャリアの次のステップを継続できることは言葉では表せない大きな特権だよ」
そのほか、シリーズが用意するTOCAエンジンを搭載するFK8型ホンダ・シビック・タイプRを走らせてきたBTCレーシングは、元チームHARDでドライバーとして戦ったウィル・パウエル率いるモータス・ワンと併合し、新たにワン・モータースポーツ・チームとして再出発する。
エースであるジョシュ・クックとの契約延長に加え、2014年以来の付き合いだったレーザー・ツール・レーシングと袂を分ったエイデン・モファットが新加入。この新ペアは『スターライン・レーシング・バイ・ワン・モータースポーツ』のエントリー名でシビックを走らせる。


