「イギリス・ツーリングカー選手権で、こうしてBMWを代表し続けられることを非常に誇りに思う」と語ったWSR代表のディック・ベネット。
「2023年シーズンは、これまで以上に競争を近づける一連のレギュレーション変更により、最も厳しいものになるだろう」
「しかし我々にはBMW UKという素晴らしいパートナーがいて、このBMW 330e Mスポーツの製作に役立った素晴らしいベース車両と、パドックの羨望の的であるドライバーラインアップを有する」
「いつものように、我々の目標はドライバーズ、チーム、マニュファクチャラーのタイトルを獲得することだが、BMWのマニュファクチャラーズチャンピオンで記録的な10回目を獲得することができれば、これは8年連続という記録にもなる。最高のキャンペーンにしたいと思っているよ」
そして追加の参戦枠『TOCA BTCCライセンス』を取得したことを先週明らかにしたPMRは、新シーズンに向けシリーズルーキーとして起用を発表済みだったアンドリュー・ワトソンと並び、通算4勝を記録するアーロン-テイラー・スミスとも契約。チーム・ハードから移籍となったスミスも「今季の目標は表彰台の頂点に戻ること」だと意気込む。
さらに最後のシートには、地元ジネッタGT5チャンピオンのマイキー・ドーブルを抜擢し、こちらもタイトルを獲得したBMWコンパクト・カップと合わせて年間12勝を挙げた24歳に、3台目のヴォクスホール・アストラBTCCを託す。
「逃すわけにはいかないチャンスだった」と明かしたのは、そのPMR代表を務めるアダム・ウィーバー。「ドライバーからは多くの問い合わせがあり、充分な広さの施設と、別のマシンを走らせるためのすべてのキットが揃っていたんだ」と続けるウィーバー代表。
「規模の経済はそれ(3台体制拡充)を実行可能にし、BTCCでの長期的な将来を確保するのにさらに役立つはずだ。見習いからエンジニアまで、何年にもわたって多くのスタッフを育成してきたし、タイミングはちょうどよかった。彼らはステップアップしてより多くの責任を負い、キャリアの成長を続けることができるんだからね」



