スタートから7時間が経過したタイミングで、マロ・エンゲル駆る3号車メルセデスがバックマーカーをパスする際に接触。エンゲルはすぐにピットへとマシンを戻すも、右リヤのショックアブソーバーにダメージを負ってしまった。チームはマシンに修理を施し、再度エンゲルをコースへと送り出すが足回りの傷は癒えておらず、残念ながら3号車メルセデスはリタイヤとなってしまった。
フレカデッリの30号車フェラーリは、左リアタイヤのパンクによるイレギュラーなピットストップの影響で順位を落としてしまっていたが、その後快調なペースで走行を続けたことが功を奏し、レース開始から10時間が経過した時点でのピットストップ終了時には2号車メルセデスの前に出ることに成功。レース全体の総合トップへと順位を戻し、順調にギャップを広げにかかる。
レース開始より12時間が経過した時点でのトップは30号車フェラーリ(フレカデッリ・レーシング)、2番手には33番手スタートから着実に順位を上げてきたローヴェレーシングの98号車BMW M4 GT3がつけ、3番手はBMWジュニアチームの72号車BMWとなっている。
How is your favorite car doing at halftime? ? After
hours, this is how the top of the field is looking! ?#24hNBR #24hNBR2023 #racing #motorsport #nurburgring pic.twitter.com/vMPb9hIOSX
— ADAC TotalEnergies 24h Nürburgring (@24hNBR) May 21, 2023
ファルケン・モータースポーツの33号車ポルシェは総合25番手/クラス24番手、44号車ポルシェは総合11番手/クラス11番手。ADVANカラーをまとうワーケン・ホルストモータースポーツの101号車BMWはリタイヤ、102号車BMWは総合7番手/クラス7番手を走行している。
SP4Tクラス優勝を目指す114号車スバルWRX(スバルテクニカインターナショナル)は、オルタネーターの小トラブルによりタイムをロスするも、チームの好修復により総合52番手/クラストップでレースを折り返している。
トヨタGRスープラGT4でSP10クラスに参戦するトーヨータイヤ・ウィズ・リング・レーシングは、レース開始12時間の時点で70号車が総合59番手/クラス11番手、71号車が総合40番手/クラス5番手を走行している。



