これまでに2008年公開の映画『トロン:レガシー』で車両デザインなどを務めてきたサイモンは「ロボカーの設計には、あらゆる面において技術の限界を押し広げる挑戦があった」と述べた。
「最初に発表したコンセプトを維持しながら、実際に走行できる車両を作り上げたことを特に誇りに思っている。自動車業界ではあまり例のないことだからね」
ロボレースでは、フォーミュラEと同様にミシュランがタイヤサプライヤーを務めるほか、イギリスの新興電動トラックメーカーの『チャージ』がモーターや電装パーツを供給する。

なお、現時点でもロボレースの開幕戦の開催時期は不明のまま。ただし、フォーミュラEの併催レースとしての立ち位置は変わらないほか、2017年後半には2台のロボカーがデモランを行う予定であることも明かされた。