更新日: 2023.06.23 15:25
フォードが3戦連続ポールも連勝記録更新ならず。ヒルとターキントンのBMWが完全制圧/BTCC第5戦
「このレースの週末は目がくらむようだった! 2回の優勝、3回の表彰台、3回のファステストラップを獲得したことは素晴らしいし、これ以上言うことはないよ」と、大満足のリザルトを手にしたヒル。
「このクルマとチームは真のヒーローであり、今週末は本当に状況を好転させることができた。レース3はアダム(・モーガン)にとって残念だったが、コリン(・ターキントン)はOld Hall(オールドホール)のアウト側から非常に良い動きをしていたから、僕も次のターンでイン側に飛び込んで2番手を狙う準備ができていた。BMWのワン・ツー・スリー・フィニッシュを達成したのは彼らの功績であり、本当に素晴らしい気分だよ」
一方、2戦連続2位と週末も好成績を維持したサットンは、最終ヒートに関してのみ「ピットで見守るのではなく、レース3の終わりまでコース上に居られた方が良かったさ!」と悔しさを滲ませる。
「少しずつコツコツと積み重ねてきて、満足のいく数字まで差を得るべく、最初の2戦でトム(・イングラム)の前でフィニッシュした。それなのにすべてが帳消しになってしまったんだからね……週末大量得点の努力が、ひとつのインシデントによってすべて台無しになった」と続けたサットン。
同時に、ここでBMWが全勝を挙げたことがシーズン後半戦の展開を示唆するものだとの見解も示し「厳しい戦いが待ち構えている可能性が高い」とも付け加える。
「今季前半は僕らが勝利を重ねたことに悲鳴が聞こえてきたが、BMWはここで調子を上げ、ソフトタイヤで速いクルマを走らせた。つまりBTCCは僕らだけのショーじゃない。BMWはすぐそこに迫っているし、トムも着々とポイントを重ねている」
「見た目ほどの差はないし、今回そのマージンがさらに削られたのは理解すべきだね」
その言葉どおり選手権首位サットンの183点に対し、2番手のイングラムは169点、3番手ターキントンが142点と、例年どおりの接戦となっている2023年シーズン。シリーズはここから短いサマーブレイクを挟み、7月29~20日の第6戦クロフトで再開される。