この新型アベンシスは、先日ポルトガル・アルガルベのトラックでシェイクダウンを行い、ステアリングを握ったイングラムも好感触を得たようだ。
「このオフはスピードワークスのファクトリーで本当に多くの時間を過ごした。アベンシスに施された改良を間近で見ていたし、どれほど革新的なパッケージになっているか、語りつくせないぐらいだよ」とイングラム。
「設計図面上では大幅な進化を果たしていて、ラップあたりコンマ5秒の向上が見込める計算だ。ドライブした感触にも良い兆しがあったよ」
また、今季からファクトリーチームとしてパワー・マックス・レーシングとのジョイントでBTCCに復帰することが決まっているボクスホールが、ニューマシンとなるNGTC仕様のアストラをドニントンパークでシェイクダウン。

エースのトム・チルトンと、ルーキーのセナ・プロクターがマシンをシェアし、システムチェックを中心とした走行を行った。

代表のアダム・ウィーバーは、昨年のクリスマスからマシン製作を休みなく続けてきたと成果を強調。2台目のマシンを3月16日のBTCC公式テスト”メディア・デイ”に間にあわせるべく、今後も急ピッチで作業を進めていくとしている。
