フェラーリの副チーフデザイナー、シモーネ・レスタは、フェリペ・マッサはどこに行ってもチームにとって大きな財産になると語った。
フェラーリは今季末でマッサを放出、キミ・ライコネンと契約することを決めた。
レスタは2001年にフェラーリに加入、2006年からチームに加わったマッサと8年にわたって一緒に働いており、彼の能力を高く買っている。
マッサは他のチームに行っても重要な財産になると思うかという質問に対し、レスタは「そう思う」と答えた。
「彼は非常に経験豊かだ。彼は常に高いレベルで走り、多くの経験を積んできた」
レスタは、マッサのチームへの貢献は非常に大きかったとも述べている。マッサはテスト作業でチームを助けるとともに、ライコネンやフェルナンド・アロンソのタイトル争いのサポートを行った。
「フェリペは素晴らしいチームプレイヤーでもあった」とレスタ。
「シミュレーター作業においても、週末のパーツ開発の作業においても、テストに関してもそうだった」
「いくつかの理由で何度かにわたり、チームから依頼されたときには、彼は常に快く、非常にうまくチームメイトを助けた」
マッサは多額の資金を新たなチームに持ち込む見込みであると考えられており、現在ロータスを含むいくつかのチームと来季契約のための交渉を行っている。