2010年F1第6戦モナコGPの木曜プラクティスを終えたフェラーリのフェルナンド・アロンソが、去年キミ・ライコネンが今年より劣るマシンでフロントロウを獲ったことはいい材料であり、モナコでは自信を持って走れれば0.5秒稼げるとポジティブなコメントをしている。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ フリー走行1=5位/2=4位
 状況は間違いなく、バルセロナとはかけ離れたものだ。1週間の間により安定して、運転しやすく、よりグリップのあるクルマを手に入れた。F10にも、今日の物事の進み具合にも間違いなく満足できている。それでも週末の残りの日のために、できる限り準備を整えておくには、やるべきことがまだたくさんある。とりわけQ1では渋滞が問題になるかもしれないから、状況にできるだけうまく対応する努力をしなければならない。ここではいつだって完璧なアタックを決めるのが難しいんだ。多くのタイムを失うかもしれない低速コーナーがたくさんあって、そうなったら取り戻すことはできない。だけどきちんと走れれば、素晴らしい満足感が味わえるんだ。

フェルナンド・アロンソ フリー走行1=1位/2=1位
 まだ木曜日だから、主な目標はタイヤがどんな働きをするのかを理解して、サーキットに対して自信を持てるようになることだった。このコースで大幅なセッティング変更をしても稼げるのは0.05秒、でも自分のドライビングを信じられれば0.5秒稼げる。だから僕らはクルマの正しいフィーリングを得られるよう、そして運転しやすくなるように作業をした。まだやることはたくさんあるし、向上の余地もかなりある。この後の数日は色んなカテゴリーからたくさんのクルマが走るから、コースコンディションは土曜日までに改善されるよ。この2日間で、またバランスの良いクルマに仕上げたい。バルセロナの予選でレッドブルが強さを見せつけたから、悲観的になるのも理解できる。だけどここでは純粋な空力ダウンフォースよりも、正しいセッティングを持っている方がより大きな違いを産むことを僕らは知っている。僕らにはすでにいいベースラインがある。去年キミ(ライコネン)がポテンシャルの面ではF10より遙かに劣ったクルマで、もう少しでポールを獲得できそうだったんだからね。

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