スペインGPの木曜記者会見に出席したフェルナンド・アロンソは、直前に発表したフェラーリとの長期契約について語り、契約延長は両者が強く望んでいたため、あっという間に交渉はまとまった述べた。

 アロンソは、2010年にフェラーリに加入し、2012年末まで契約を結んでいたが、19日、チームは両者の契約を2016年末まで延長することを発表した。
 この長期契約を望んだのはどちらの側だったのかと聞かれたアロンソは、「両方だ」と答えた。
「(交渉は)とても簡単でシンプルだった。たしか1週間か2週間前に、将来に関する話し合いを始めた。両者とも継続を望んでいた。僕はチームにとても満足していたし、彼らの方も僕に満足してくれているようだった。それで僕らは、『OK、契約を延長しよう』と言った。契約期間は2016年までということに決まった。これによって、僕らも、チームのメンバーも、他の人々にとっても、あらゆることがよりクリアになった。つまり、安定性を確保できたということだ。両者が下した決断だ」

 1、2週間というのは今までで最も短い契約交渉かもしれないとの記者の言葉に対し、アロンソは「両者が続けたいと思っているときには、とてもうまくいくものだ。あっという間に歩み寄って、決定を下すことができる」と答えた。

 アロンソは、フェラーリでF1ドライバーとしてのキャリアを終えたいという言葉を繰り返したが、それが2016年というわけではなく、さらに契約を延長するかもしれないと述べた。
「去年僕は、フェラーリでキャリアを終えたいと言った。レーシングドライバーにとってこれ以上素晴らしいチームは僕には想像できない」
「2016年の終わりにはフェラーリで7年を過ごすことになる。とても光栄なことだし、すごくハッピーだ。2017年の時点で僕が年をとりすぎていなくて、フェラーリがまだ僕に満足してくれていたら、僕らはまた契約を更新するかもしれない」

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