FIA GT1世界選手権第2戦はベルギーのゾルダーで第2戦が行われ、エクシムバンク・チーム・チャイナのマット・ハリディ/マイク・パリシィ組ポルシェ911GT3Rが優勝を飾った。
フランスのノガロで行われた開幕戦に続き行われたゾルダーでの第2戦。予選ではハリディ/パリシィ組9号車ポルシェがポールポジションを奪い、2番手にWRTの33号車アウディR8 LMS、3番手にはライター・エンジニアリングが走らせる25号車ランボルギーニ・ガイヤルドLP560-4が続いた。
続く土曜日の予選レースは、ウエットコンディションからドライに変動していく難しいコンディションに。スリッピーな路面で予選レースを制したのは、ミハエル・バルテルス/イェルマー・ブールマン組BMW Z4 GT3。トーマス・イェーガー/ニッキー・パストレリ組メルセデスベンツSLS AMG GT3とのチェッカー目前まで続いたバトルを制し、決勝のポールを獲得した。
決勝レースもウエット〜ドライとなる難しいコンディションに。序盤から9号車ポルシェと37号車メルセデスが激しいバトルを展開するが、そんな中9号車ポルシェはスピン。しかし、上位陣にもスピンやコースアウトが相次ぐこととなった。
ピットストップで挽回し前に出た9号車は、後続のバトルを尻目にトップへ。2位には堅実なレースをみせた18号車BMWが入り、3位には3号車フェラーリ458が入ることになった。
FIA GT1ゾルダー 予選レースハイライト
FIA GT1ゾルダー 決勝レースハイライト