ロメイン・グロージャンは、2012年にF1レースシートを獲得できなければ、F1参戦の夢を諦めると語った。
来季ロータス(今季ロータス・ルノーGP)はキミ・ライコネンとすでに契約、グロージャンは彼のチームメイト候補だ。だがロータスがグロージャンを起用するには、ビタリー・ペトロフとの来季契約を破棄しなければならない。
グロージャンは、チームオーナー、ジニー・キャピタル傘下のグラビティのマネジメントを受けており、サードドライバーとしても今年金曜走行でいいパフォーマンスを見せている。すでにロータスと契約を結んだとの報道もなされたグロージャンだが、来年F1に参戦できなければ他の選択肢に目を向けると述べた。
「F1は難しい世界だ。うまくいくよう祈り続けるが、今回(F1参戦が)実現しなければ、何か他のことを考える時かもしれない」とグロージャン。
「今シーズンの初め、僕は再度F1にトライしようと決めた。GP2でタイトルを獲り、F1に戻ろうというプランを立てた。でも何らかの理由でそれが実現できないのであれば、他の選択肢に目を向けるつもりだ」
グロージャンには大手スポンサーがついていないため、ロータス以外でF1参戦のチャンスを狙うのは難しいとみられている。
今週グロージャンはBMWのDTMテストに参加している。