ケータハムのチームオーナー、トニー・フェルナンデスが、ヘイキ・コバライネンは2014年のレースドライバー候補であると語った。
コバライネンはケータハムで3年を過ごしたが、チームが資金を持ち込めるドライバーを雇う必要が生じたために、今季レースシートを失った。
チームはシャルル・ピックとギド・バン・デル・ガルデの若手ペアと契約したが、その後、マシン開発のためにコバライネンをリザーブドライバーに起用、何度か金曜フリープラクティスで走らせている。
ピックともバン・デル・ガルデとも現在の契約は今季末までとなっており、ケータハムは来年に向けてドライバー候補の評価を行っている。
コバライネンと良好な関係を築いているフェルナンデスは、彼がF1に復帰する可能性はあると述べた。
来季のコバライネン起用を検討しているかと聞かれたフェルナンデスは「もちろんだ」と答えた。
「私がヘイキと仲がよく、彼とよく一緒に過ごしていることは事実だ。どうなるか様子を見てみよう」
「しかし誰を起用するかの決定はチームに任せる。最終的には彼らが選ぶことだ」
「今確約することはできない。シーズン終わりまでの間にさまざまなことが起こり得るからね。どういう選択肢があるか見ていくよ」
一方フェルナンデスは、ピックとバン・デル・ガルデには最初は心配したが、最近はいいパフォーマンスを見せていると称賛した。
「彼らは間違いなく進歩したと思う。今は素晴らしい仕事をしている」とフェルナンデス。
「ヘイキのような経験は持ち合わせていないが、ギドもシャルルも速さを見せつつある」
「確かにシーズン序盤は心配したが、今は多少安心できるようになった」
「ヘイキが来て、2014年のマシン開発に関して後押ししてくれた。全体的に見てとてもいい状態だ」