2011年F1ベルギーGPの土曜予選で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは24位、ニコ・ロズベルグは5位だった。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー 予選24位(ノータイム)
もちろん今日の予選を違う結果で終えたかった。でも3輪で走るのは難しいからね。いくら僕がスパでそういう経験を持っていたとしたって(注:1998年ベルギーGP)。冗談はさておき、こんなトラブルは起こってはならない。でもこれもF1なんだ。最高レベルにおいて作業をしていても、こういうことが起こる可能性がある。最初は何が起こったのか分からなかった。突然リヤを滑らせてしまったと思って、とっさにチームに謝った。でもその後、タイヤが外れているのが見えて、なぜコントロールを失ったのか分かった。悪い状況の中でなんとかいい要素を挙げるとすれば、僕にはフレッシュタイヤがいくつか残っているということ。それから、明日進むべき方向は前しかないということだね。
ニコ・ロズベルグ 予選5位
典型的なスパの一日だった。コンディションが常に変化し、とても難しい状況だった。ウエット、インターミディエイト、ドライタイヤのあらゆる選択肢のなかで、僕らはうまく力を出し切った。トップ3チームのうちの2台が自分の後ろからスタートするなんて、いい気分だよ。チームはとてもいい戦略を用意してくれたし、今日はやることすべてがうまくいった。レースコンディションを考慮してマシンをセッティングしたから、明日いい結果を出せる自信がある。それにどんなコンディションでもマシンはよく機能しているしね。