2010年F1第16戦日本GPの金曜プラクティスを終えたヴァージンのジェローム・ダンブロシオが、初めて走った鈴鹿について、アジアのスパ－フランコルシャンだと表現した。
■ヴァージン・レーシング
ティモ・グロック フリー走行1＝20位／2＝22位
今日はいつもの金曜日で、通常のプログラムを行った。午後の2回目のセッション序盤にはマシンのフィーリングはさほど悪くなかった。でもオプションタイヤに換えても全くタイムがよくならなかった。すごく変だよ。セッティングの方向性を見直す必要がある。でも今週末は天気が曇りや雨に変わっていくから、皆が見直しをすることになるだろうけど。明日は雨が降るみたいだね。コンディションの変化がマシンにどういう影響をおよぼすか、注意して見ていくよ。
ルーカス・ディ・グラッシ フリー走行1＝－／2＝21位
ここはシーズンで最も技術的に難しいコースだと思う。すごく高速で狭いから、ミスが許される余地がない。プッシュしすぎると確実にコースオフする。このコースを初めて走ることができて本当に楽しかった。今日はたくさんの作業を行った。目指す状況にはまだ遠いけれど、明日からの2日間で、マシンも僕自身もパフォーマンスがもっと向上するはずだ。状況は常にいい方向に向かっているから、明日は大きく改善できると思っている。
ジェローム・ダンブロシオ フリー走行1＝22位／2＝－
今日鈴鹿を走ったのは、特別な経験だった。たくさんの歴史を持つコースだし、とても面白い。“アジアのスパ”って感じだね。技術的に難しい部分と超高速コーナーが素晴らしい形でミックスされている。ドライコンディションで本格的に走ったのはこれが初めてだった。シンガポールではコースが濡れていたんだ。タイヤ配分の関係であまり走ることはできないけれど、とても短い時間の中でもたくさんのことを学べる。今日起きたすべてのことにとても満足しているよ。
